金(ゴールド)について
2016/09/21
金には純度というものがあります。
『純度』とは、簡単にいうなら『質』(しつ)のようなものです。
この純度によって金の値段は大きく変わります。
では純度をも少し詳しく説明しましょう。
金の純度を表す表記
『純金』という言葉を聞いた事があると思います。
金の純度を表す言葉の中では、この『純金』というのが最高峰となります。
純金は24金、またはK24と表記されます。
24金とは、金を24分率で表した純度の事を言い、金の純度が99.99%以上という事を表します。
他にもK18、K14、K9などの種類があり、数字が小さくなるにつれて金の純度が低くなります。
例えばK18は24分の18という意味で、金の純度が75%以上という事になります。
18金でも金なのですが、純度が75%しか無いのです。
金に不純物が多く含まれると金が硬くなっていき、逆に純金と呼ばれる24金はほとんど不純物が無いため柔らかくなります。
時代劇などで小判を噛んだりするのを見たことがありませんか?
純金は柔らかい為に噛むと歯形が付きますし、曲がっても折れる事はほとんどありません。
パキッと折れてしまうのは不純物の多い硬い金、ですから昔の人は小判が本物かどうか確かめる為に噛んで調べていたのです。
K24のKはカラットといい、金の純度を表す単位です。
ダイヤモンドなどの質量を表す単位もカラットですが、この場合は宝石の質量を表します。
金のカラットはKarat。
宝石のカラットはCarat。
よく似ているのですが、実は違う単位なのです。