カラーゴールドの種類
2016/09/21
金には、金色以外の色を持つカラーゴールドと呼ばれる種類があります。
これには天然のカラーゴールドから、人口のカラーゴールドまで様々。
それではカラーゴールドの紹介を致します。
目次
カラーゴールドが生まれた背景
天然のカラーゴールドは昔からあります。
しかし人口のカラーゴールドは訳があって生まれました。
100%の純粋な金は、とても柔らかくしなやかです。
しかしこの柔らかさが逆にアクセサリーの加工には向きません。
柔らかすぎるのです。
そこで金の純度を落とし、少し硬くする事でアクセサリーの加工をしました。
金の純度を落とすという事は、金に別の金属を混ぜる事。
この混ぜる金属や割合によって金は色を変化させる事が分かったのです。
こういった理由からカラーゴールドが作られるようになりました。
カラーゴールドの種類
カラーゴールドにはたくさんの種類があります。
少し紹介しましょう。
ホワイトゴールド
見た感じは金というより、プラチナの質感に近い感じがします。
このホワイトゴールドには、ニッケルやパラジウムなどが使われています。
ダイヤモンドの台座などに使われる事が多く、自らが主張するというよりは引き立て役といったイメージで人気のカラーです。
ピンクゴールド
可愛らしくて上品なピンクゴールドは大変人気のカラーゴールドです。
銅やパラジウムを混ぜてピンク色を作り出します。
ピンクゴールドはカラーゴールドと呼ばれる枠から飛び出して、独立したひとつの『色』として扱われるようになってきました。
iPhoneのカラーにもピンクゴールドと呼ばれる色があるほどです。
イエローゴールド
元々、イエローはゴールドに近いために、ベースは18金を使います。
そこに銅や銀など同じ量を合わせたものがイエローゴールドになるようです。
24金は黄金色なので、金という色のイメージよりも濃い感じがします。
どちらかといとう、一般的に知られている金の色はイエローゴールドなのかも知れません。
レッドゴールド
ピンクゴールドよりも深みがあり、女性らしさを強調した感じのするレッドゴールド。
少し銅に近いような色合いが優しさをイメージさせるようです。
このレッドゴールドにパラジウムを加えていくとピンクゴールドになるそうです。
グリーンゴールド
一瞬、目を疑ってしまうようなグリーンに驚きます。
グリーンを帯びた金色がとても個性的で不思議な感覚を与えてくれます。
銅の配合がほとんど無く銀の配合が多い為に、金自体の硬度は純金に一番近いと言われています。
パープルゴールド
ピンクゴールドやレッドゴールドよりも、もっと深く金特有の反射も抑えたような色合いです。
本当に金なのかと思うほどの色なので、初めて見たらこれが金だと気づかないと思います。
この不思議な紫色の正体はアルミニウム。
他のカラーゴールドでは使われていないアルミニウムを配合する事で輝く紫色を作り出しています。
カラーゴールドには人を惹き付ける魅力があります。
しかしカラーゴールドは、金というより合金に近い存在なのです。
その為、価値というもがほとんどありませんでした。
最近は買取市場においても『新しい価値』として、カラーゴールドが見直されてきているようです。