貴金属のお手入れ方法
2016/09/16
ずっと使わなかったアクセサリー・・・。
久しぶりにジュエリーボックスを開いてみると、変色してしまっていることが多いのではありませんか?
どうしても劣化してしまった貴金属製品は、買取価格が下がってしまいます。少しの手入れで貴金属製品の劣化を防げれば、買取価格も大きくかわります。
ここでは、お家でできる簡単なお手入れ方法をご紹介します。
目次
ゴールドのお手入れ方法
ゴールドは、シルバーよりも変色しにくいと言われています。
しかし、ゴールド製品の種類によっては、変色しやすいものもあります。
ゴールドの製品に10Kや18Kなどという種類があります。
24Kは、金100%でできているものです。18K、10Kの順で、金の含まれる割合は下がっていき、金以外の素材の割合が大きくなっていきます。
金以外の素材が多く含まれる10Kの製品は、18Kの製品に比べて、変色しやすいと言われています。
詳しくはこちらの記事をご覧ください
⇒金(ゴールド)について
汚れやくすみは、中性洗剤で洗い落とす
まずぬるま湯に中性洗剤を入れて、金のアクセサリーを浸してください。
10分ほど浸したら、汚れや黒ずみのところを柔らかい歯ブラシで磨きます。その後、水でしっかりと中性洗剤を落として、柔らかい布で拭きます。
それだけで、汗や化粧品による汚れがとれて、ゴールドの美しさが蘇ります。
ゴールドは単品での保管する
金は傷がつきにくいと言われていますが、たくさんのアクセサリーを一緒に保管していると、傷の原因になってしまいます。
単品で保管するか、仕切りのついたジュエリーボックスで保管することをオススメします。
プラチナのお手入れ方法
プラチナは非常に硬い貴金属なので、表面のキズなど簡単に消すことができないと言われています。普段からキズをつけないよう気をつけたいものです。
お手入れ方法は、ゴールドと同じです。汚れやキズが酷いときは、宝石店でクリーニングをお願いしましょう。
普段のお手入れは、汚れをふき取ること
普段のお手入れは、柔らかい乾いた布で、汗や汚れを拭き取る程度で十分です。
汚れがひどい場合は、ゴールドのお手入れと同じように、中性洗剤を使用して汚れを落としてください。その後はしっかりと柔らかい乾いた布で拭きましょう。
Amazonでジュエリーのメンテナンスグッズがありますので、そちらも使ってみてはいかがでしょうか。
自分でお手入れが難しいプラチナ製品がある
プラチナだけの貴金属製品でしたら、上記のお手入れ方法でいいんですが、プラチナとゴールドを組み合わせた貴金属製品の場合は、ショップでお手入れを頼んだほうがいいと思います。
一つの素材だけ変色して場合もありますので、お手入れに不安がある方は、アクセサリーを購入したショップに相談してみてください。
シルバーのお手入れ方法
シルバーは、金・プラチナに比べて劣化しやすいです。
シルバーは硫化水素と反応しやすので、硫化水素成分が含まれた温泉に入ると真っ黒になってしまいますので、注意してください。
専用クロスで拭く
シルバーのお手入れで一番簡単なのが、シルバー専用のクロスで拭くことです。
シルバー専用のクロスは、微細な研磨剤が含まれてますので、表面を傷つけずに汚れや黒ずみ、キズを取ることができます。
クロスだけで黒ずみが取れない場合は、シルバー用のポリッシュ(研磨剤)を使用してみてください。
シルバーアクセサリーに天然石がついている場合は、研磨剤で痛めてしまう場合がありますので、シルバー部分だけをクロスで磨いてください。
いぶし加工されたシルバーのお手入れ方法は?
メンズアクセサリーなどに多い、いぶし加工シルバー。このいぶし加工は、硫化反応で黒くしています。
この味のある黒ずみをシルバー専用のクロスでしっかりと磨いたり、ポリッシュを使用してしまうと、ピカピカになってしまいますので、気を付けてください。