宝石・色石について
2016/09/21
貴金属の買取には、金・プラチナの重量がとても重要ですが、貴金属についている宝石や色石も査定の対象にしている買取業者があります。
宝石や色石、メレダイヤが施された貴金属製品でしたら、その部分をしっかりと査定してくれる買取業者に頼むのが高額買取につながるポイントとなります。
ダイヤモンドの価値とは?
ダイヤモンドの価値を決めるのは、「4C」です。
この4Cとは、「Carat(カラット)」「Color(カラー)」「Clarity(クラリティ)」「Cut(カット)」を意味します。
一般的に4Cでグレードが上がると、稀少性が高くなるとされています。しかし価値を比べるときに、同じグレードの要素が1つあったとしても、他の3つの要素のグレードの違いによりその価格は変わってしまいます。各要素とグレードを鑑定士は査定し、ダイヤモンドの買取価格を決めています。
カラット(Carat)
ダイヤモンドの重さの単位を表し、1カラット0.2gに相当します。
原石のほとんどは、1カラット未満なので、大きいカラットほど稀少性は高くなり、買取価格も大幅にアップします。
カラー(Color)
ダイヤモンドの色は基本的に無色透明ですが、黄色を帯びたダイヤモンドで採掘されることが大変多いです。そのため、無色ほど価値が高いです。
希少価値のあるピンクダイヤモンドやブルーダイヤモンドなども、最近とても人気です。
Clarity(クラリティ)
ダイヤモンドの透明度を意味し、内包物や傷があれば価値が下がり、透明に近ければ近いほど価値が上がります。
内包物や傷の場所や大きさによっても価値が変わってしまいます。
Cut(カット)
ダイヤモンドの輝きを決めるのがカットです。カットには6段階の評価があり、エクセレント・ベリーグッド・グッド・フェアー・プワーになります。
更にエクセレントにはトリプルエクセレントと呼ばれる最高級の評価も存在します。
色石
ダイヤモンド以外の宝石を色石と呼ぶことがあります。
主にルビー・サファイヤ・エメラルドの事を指します。
しかし昨今では上記以外の価値のある宝石が次々に発見されおり、市場を賑わしてします。
色や大きさ、希少性、光の反射など、様々な要素を持った石があります。
偽物はもちろんの事、産地の偽装や人口的に作り出されたイミテーションなども多数あるのですが、一部ではダイヤモンドの価値を凌駕するほどの色石(宝石)も存在します。